医師が当直アルバイトをするときに必須の持ち物は? ーマットレスや遮光カーテンを持ち込んで快適にー

医師が当直アルバイトをするときに必須の持ち物は何でしょうか?

私や他の医師の経験も聞いてまとめてみました。

はじめに

当直室では、自宅でくつろいでいるときのような快適な環境を整えましょう。当直していることを忘れるくらいリラックスすることを目標にするといいでしょう。

また、当直バイトは必ず寝当直のところを探しましょう。睡眠不足は明らかに体に悪いことです。自分の寿命を削ってまで病院に貢献する必要はありません。

常勤先で強制される当直が忙しい場合は、極力回数を減らし、他の病院で寝当直を探しましょう。楽で、かつ給与もそれなりに高いところは必ず見つかります。

私はスポットバイトや定期非常勤はこのサイトでよく探していました。

Dr.アルなび

ここは他サイトと比べて、求人情報の更新が早いため、頻繁にチェックすることで好条件の求人をよく見かける印象を受けます。

また、このサイトも併用するのをおすすめします。

民間医局
Dr.アルなびと比較するとやや求人情報の更新が遅い印象です。

それでは、ここから当直で必要な持ち物を挙げていきます。

快適に過ごすための持ち物

・パソコン、スマホ、タブレットPC:当直中に、自己学習や暇つぶしをするためのものです。映画を見たり、ゲームをしたり、音楽をつけたりして、自宅にいるような環境を作りましょう。Wi-Fiが飛んでいない場所では、スマホでテザリングをしてネット環境を作りましょう。

・本、雑誌、漫画、書類:たまった学会雑誌を読んだり、書類を終わらせたりしましょう。

・充電器:自宅用とは別に持ち運び用を購入しましょう。

・飲み物、おやつ:院内に自販機はあるかもしれませんが、あらかじめ用意していきましょう。私は24時間の滞在につき2Lのペットボトルを持っていきます。ノンアルコールビールとおつまみを持ち込んでいる医師も見たことがあります。

・枕:病院の枕は固いものが多いです。

・マットレス:使い古され、真ん中が凹んだマットレスでは熟睡できません。自分用のマットレスを持ち込んでしまいましょう。このアイリスオーヤマのエアリーマットレスを私は持ち込んでいます。有名なエアウィーヴよりもコスパが高いです。(持ち運びを見られると少し恥ずかしいですが。)

・敷きパッド:マットレスの持ち運びはちょっと・・・という方は、こちらのエアリー敷きパッドをおすすめします。

・アイマスク:病院のカーテンは防火対策のため遮光ではないことがほとんどです。耳が痛くなるアイマスクが多い中、このアイマスクは耳に優しいです。

・遮光カーテン:アイマスクでも眠れない私のような繊細な人向けです。遮光カーテンを持ち込んで一時的に当直室につけてしまいましょう。こちらのAmazonベーシックのカーテンはとにかく安く、大きく、遮光性も抜群です。大きめの洗濯バサミで当直室のレールやカーテン自体に取り付けてしまいましょう。

・お風呂セット(洗顔料、シャンプー、ボディソープ、ボディタオル、髭剃り、綿棒、ドライヤー、ハンドタオルなど):シャンプーやドライヤーは置いてあることもありますが、私は一応自分用の小さいものを持参しています。ハンドタオルもあれば何かと使えます。

・歯磨きセット:ホテルではないので使い捨て歯ブラシは準備されていません。

・蚊取りマット・スプレー:なぜか当直室には蚊がいることが多い気がします。

・消臭スプレー:当直室が独特のにおいがする場合があります。リラックスできる香りのスプレーを選びましょう。

・着替え、ジャージ:日数分用意しましょう。

・スリッパ:みんなが使うスリッパは使う気がしません。

・(女性の場合)化粧ポーチ、ヘアブラシ、ハンドクリーム、リップクリーム、生理用品、化粧落とし、化粧水など:女性は持ち物がさらに増えて大変です。

・スーツケース:これに入れて持ち運ぶと楽に移動できます。

仕事で必要な持ち物

・筆記用具:最低限のマナーとして自分で持っていきましょう。

・印鑑(シャチハタ):紙カルテ、書類、診断書などで意外に必要なときが多いため、これは必ず持っていきましょう。

このようにボールペンと印鑑が一体になったものがおすすめです。

・白衣、聴診器:病院が用意してくれることが多いです。

・医師免許証のコピー、履歴書、マイナンバーカードのコピー、保険医登録票のコピー:初めて行く場合に必要なことがあります。ただし、業者を経由して契約した場合は必要ないこともあります。あらかじめ確認しておきましょう。

まとめ

当直中、快適に過ごせるようにしっかり準備をしていきましょう。

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